木のおもちゃの赤ちゃんに与える効果
なぜ木がよいのか?
人が心地よく感じる素材のトップは「人の肌」であるとされています。マッサージが気持ちがよいように、乳幼児はなでてもらうことが大好きですし、大人でもスキンシップに心地よさを覚えます。
そして、「人の肌」に次ぐものが「木」なのです。「人の肌」ほどではないですが、肌に近い温もりや心地よさを感じることができます。
また、木はおもちゃや製品になっても、まだ生き物であると言われます。木の中に含まれる水分はそのまま含まれており、季節はまわりの空気によって水分の割合を変化させながら生きています。同じ生き物として、人間とおもちゃは仲間同士なので、プラスチックや金属などにはない親しみが生まれるのです。

「木」は子どもに「実感」をプレゼントする
一口に木といっても、いろいろな種類があり、いろいろ触っていると、木によって肌触りが異なり、ぬくもりなども異なります。このようなバリエーションが子どもたちの感性をくすぐるのではないかと言われています。
おもちゃの素材にはプラスチックや金属、布、紙などいろいろあり、五感を刺激しながら様々な遊びを誘いますが、人の肌のような心地よい「実感」を子どもたちにプレゼントできるのは、木が優れていると考えられています。

木のおもちゃは食べ物と同じくらい重要
おもちゃは子どもの成長を支えるもののひとつで、食べ物と同じくらい重要なものです。子どもの成長発達や遊び方に合わせて、それぞれの遊びを支えるおもちゃの素材を考える必要があります。
常に木製でなければならないというわけではなく、プラスチックでつくった方がこの動きや遊びにはふさわしいものもあり、紙、布、プラスチック、ブリキなど、それぞれふさわしいおもちゃがあります。ただ、プラスチックなどでできたキャラクター玩具や音が出たり動いたりするおもちゃなどは食べ物でいうと「お菓子のようなおもちゃ」であり、主に木製の、積み木やブロック、シンプルなおもちゃは「主食のおもちゃ」と考えられます。お菓子を楽しみながら、主食を主軸に大切にしていくことが子どもの成長にとって重要となります。

木のおもちゃの4つの特徴
木のおもちゃの特徴は以下の4つです。
①シンプルである。
複雑が機構が組み入れにくいこともあり、シンプルなおもちゃとなることが多いです。シンプルなおもちゃは、人と人の間に入り会話を豊かにしてくれる「コミュニケーショントイ」になりやすい特徴を持っています。
それだけに、木のおもちゃは、人と人の関わり高まらないと楽しめないものが多く、逆に木のおもちゃで遊んでいる人たちを見るといろいろなコミュニケーションにより人と人の関わりという栄養をたっぷり補給しながら遊んでいるように見えます。
②想像力が豊かになる
シンプルが故に、逆にイマジネーションをふくらませないと楽しめないものが多く、子どもたちは思いを巡らせ、想像力を働かせます。
③クリエイティブになる
その代表例が積み木ですが、子どもが手を伸ばし、頭を使って、おもちゃに立ち向かっていくところに、創造性が生まれるものと考えられます。
④癒し効果がある
木のおもちゃは、他の素材に比べて、多くの人が「心地よさ」を感じ、「癒し効果」が高いと考えています。
おもちゃが複雑になればなるほど、デジタル化されればされるほど、この4つの特徴は消えていきますので、木のおもちゃの重要性がわかります。
関連情報