木のくるま〜実在した木のくるま
イスパノ スイザ ブローニュ

こちらは、イスパノスイザというメーカーの「ブローニュ」という車の模型です。
イスパノ・スイザというメーカー
イスパノ・スイザ(Hispano-Suiza)という名前は、「スペイン(イスパノ)とスイス(スイザ)の」という意味で、創設時の経営者がスペイン人、チーフエンジニアがスイス人であったことからの命名されました。スペインに拠点を置く、高級自動車や航空エンジンの設計と生産を手がけている会社です。1904年創業で、現在は、フランスのサフラングループの傘下に入っています。
木製ボディの車 ブローニュ

1924年に初めて造られ、木製ボディは、チューリップウッドという木を蒸して曲げ、5〜7cm間隔で真鍮性のリベットで止めて、手で形づくられることで、流れるような優美な曲線がつくられています。このボディーをスイス製のシャシーに載せ、戦時中の航空機のエンジンを8リットルに改造したものを動力として完成させられました。

美しく木目塗りされた赤茶色の木製ボディのどの部分も手づくりで、車体の流れるような優雅な曲線にはめ込まれた真鍮の鋲で飾られ、そのために全体の効果は深みのある赤と黄金色の豊かな雰囲気を出し、陽光の中でキラキラと輝きます。
北原コレクション
ここで使用している写真は、なんでも鑑定団でお馴染みの北原照久さんの「北原コレクション展」で展示されていたものです。

このコレクションは、実車を忠実に再現したミニチュアで、ジェラルド A ウイングローブという職人が、徹底したリサーチと独自の技術により完璧なモデルを作り上げています。
実車と同じチューリップウッドを使用し、ボディーに打ち込んだ真鍮の鋲も13,000本を費やし見事に再現しています。
最初のモデルを制作した時は、リサーチを含め3年の歳月を費やしたそうです。
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