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海の果てへ、心の奥へ。白石康次郎さん講演レポート〜子どもたちに伝えたい「好き」で生きる力〜

白石康次郎さんの「うみ博2025」における特別講演

 

会場の横浜大桟橋

 

 本日、横浜・大さん橋ホールで開催された「うみ博2025」の特別講演に行ってきました。登壇されたのは、海洋冒険家・白石康次郎さん。ヴァンデ・グローブ2025を完走したばかりの今、まさに“帰ってきたばかり”のその言葉に、会場の子供達も耳を傾け、最後には活発に質問も出るほどでした。

 

ヴァンデ・グローブ2025とは?

 

 

講演の様子
ヴァンデ・グローブの航路 出典:白石康次郎HP

 

 ヴァンデ・グローブとは、今回で10回目となる世界で最も過酷なヨットレースです。フランス・レ・サーブル=ドロンヌ港をスタートし、喜望峰・リーウィン岬・ホーン岬の3大岬を経て、世界をぐるりと回って帰ってくる、無寄港・無補給・単独の世界一周レースです。

 

 

 今回のレースには40艇が出場し、7艇がリタイア。女性はハンディキャップの選手も参加しています。白石さんは90日以上かけて堂々の24位でゴール。完走者だけでも尊敬に値するレースです。

 

 

航海のリアル:食事も工具も、全部一人で

 

 

 船の上では誰も助けてくれないので、自分で食事を作り、壊れたら自分で修理。積み込まれたのは、13週間分のアルファ米、工具、パーツ、衛星電話…すべてが自分の命をつなぐ道具です。

 積み込んだ資材は、ヨットのどこにあるかをスタッフ全員が把握しており、何かあったら無線で対応を検討するそうです。

 

ゴールの瞬間、支えてくれた人たちの顔

 

 

 ゴールの港に戻ってきた瞬間、真っ先に思ったのは「ありがとう」。支えてくれたチーム、スポンサー、家族、ファン。「このメンバーを作れたのが一番の財産だった」と語る白石さん。優勝賞金3,000万円、必要経費30億円という世界。でも、「やりたくてやってるだけ」。まっすぐな目でそう言い切る姿が印象的でした。

 

子どもたちへ:それはおもちゃが大きくなっただけ

 

 

 「僕のやっていることは、子どもがおもちゃで遊んでるのと一緒。おもちゃが大きくなっただけなんです」

なので、子どもたちには、「子どものままで何も変わらなくていい」と言われていました。

海に行くのが怖くないのかという質問に対しても、「好きなことをしてる時は、怖くない」「好きで怖くないものを見つけてほしい」と語りかけていました。

そして親に向けては、こう言いました。

「子どもたちが今のままでいられるように、大人は守ってあげてほしい」

 

自分が何者かを知るために

 

 最後に、白石さんがこう言いました。

「僕は、自分が何者かを確かめたくてレースに出たんです」

生きる意味なんて、誰かに教えられるものではない。だけど、好きなことに没頭することでしか見えない「自分」がある。だからこそ、子どもたちには「好きなこと」、やろうとして「怖くないこと」を見つけてほしい。

 

白石康次郎さんの「うみ博2025」の特別講演

 

某TV局で問題(?)となったという画像

 

 白石さんの講演は、海の冒険を語りながら、人生の航海について教えてくれるものでした。子供たちが目の前で遊び回る中、笑顔で、大きな声で楽しく講演をしていただきました。

 

会場のバックのカーテンを開けた眺め

 

 最後に、現在横浜に停泊中のDMG MORI Global One 号で会場に来たとのことで、その勇姿を参加者に見せてくれました。

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