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北欧の木のおもちゃの紹介4 〜カイ・ボイスン「Monkey(モンキー)」が家族にくれるもの〜

ずっとそばにいてくれる、小さな相棒

〜カイ・ボイスン「Monkey(モンキー)」が家族にくれるもの〜

写真:ACTUS online

 

 子どものおもちやは、気づけばすぐ飽きられてしまったり、片付けの対象になってしまったりします。
でも、そんな中で、「いつまでも、家族のそばにいるおもちゃ」があるとしたらどうでしょうか?

 今回は、北欧デザインの名作「Monkey(モンキー)」をご紹介します。
 遊び心にあふれ、木のぬくもりをまとったこのおサルさんは、子どもにとっては頼もしいお友だちになり、大人にとっても、日々を彩ってくれる相棒のような存在になるのです。

 

デザイン界の巨匠、カイ・ボイスンってどんな人?

写真:ACTUS online

 

 カイ・ボイスン(Kay Bojesen)は、20世紀デンマークを代表するデザイナーのひとりです。

 もともとは銀細工師として活躍していましたが、「子どもたちに愛され、親しまれるデザインを」という思いから、木製玩具の制作に取り組むようになりました。

 彼の哲学はとてもシンプルで、「線に厳しく、命にやさしく」

 つまり、「デザインとして美しくありながら、どこかユーモラスで、生きているような存在感をもった作品を生み出すこと」です。
 その思いは、現在も「Kay Bojesen Denmark」というブランドを通じて世界中に届けられています。

 

Monkey(モンキー)〜遊び心から生まれた、永遠の名作

写真:ACTUS online

 

 「Monkey(モンキー)」が誕生したのは1951年です。カイ・ボイスンが、子どものための洋服掛けとして考案したのが始まりです。

 フックに服を掛ける代わりに、おサルの腕に引っかけるという、なんともユニークな発想でした。でも、実際にできあがったモンキーは、掛け具としてではなく、「遊び相手」や「インテリアの主役」として人々の心をつかんでしまうことになりました。

 その後70年以上にわたり、モンキーは世界中の家庭で愛され続けています。

 

 

どこにでもぶら下がる。どこまでも笑顔をくれる

写真:ACTUS online

 

 このおサルさんの最大の特徴は、自由自在に動く手足とフックのような手のかたちです。

棚にぶら下がったり、照明に腰かけたり、観葉植物のそばにちょこんと立っていたり・・・。どこに置いても不思議と馴染み、空間がやさしく、そしてちょっとユーモラスになります。

 子どもたちは、自分だけの「モンキーのポーズ」を作って遊び、大人はふとした瞬間に、その表情を見て「クスッ」と笑ったりしてしまいます。

笑顔をつなげてくれる存在。それが、このMonkeyです。

 

 

子どもにも、大人にも。木のぬくもりがもたらすやさしさ

写真:ACTUS online

 

 「Monkey」は天然のチーク材やリンバ材などを使用してつくられており、天然木の木目の違いから、一体一体すべて異なる表情をしています。

木の香り、すべすべとした肌ざわり、そして時とともに深まる色味、木という素材が持つあたたかさが、子どもの感性をやさしく育て、家族の暮らしを包み込んでくれます。

 何より、長く使えるということが、最大の魅力です。
「子どもが大きくなって、遊ばなくなったら、リビングの棚に飾っておこう」
そんなふうに、おもちゃから“家族の象徴”になる存在です。

 

家族の記憶とともに育っていく、木のおサルさん

写真:ACTUS online

 

「Monkey」はしゃべらないし、動き回るわけでもありません。
でも、家のどこかにいるだけで、不思議と空気が和んで、家族の会話が増えたりもします。

今日はどこにぶら下がってるのかな?
何だかこっち見て笑ってるんじゃない?
そんなふうに、家族の会話の中にに、そっと入り込んでくれる存在に。

子どもの頃に遊んだモンキーが、大人になっても部屋にいる、そして、次の世代へ受け継がれていく・・・。

カイ・ボイスンの「Monkey」は、単なるおもちゃではなく、「時間を超えて、家族をつなぐ小さな相棒」なのです。

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